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フランス大統領選挙を占う、鍵は親子の明確な路線隔離が決め手

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父も2002年に、決戦投票に挑んだが、結果は惨敗だった。
決別することで、娘が父を超える日は果たして来るのだろうか。
フランスの選択には、欧州の先行きも、懸っている。

ひそかの掘られた全長100㍍のトンネルから完全武装の兵士が突入した。
20年前のおととい、ペルーの日本大使館人質事件解決へ強硬作戦を成功させたのが、当時のフジモリ大統領だった。

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手掛けた貧困対策を評価する声は今も聞かれるが、汚職や人権侵害への批判や反発も根強い。
そのせいか、長女ケイコ氏は、父と一線を画そうとしてきたそうだ。
それでも昨年の大統領選では無念の逆転負けを喫した。

政治家の父と娘と言えばフランスではこの親子だろう。
「国民戦線」の創設者ジャンマリ・ルペン氏と、三女で現党首のマリーヌ・ルペン氏である。
父との距離感はケイコ氏に似ているかもしれない。
ナチスのユダヤ人虐殺は「ささいな出来事」などの発言が止まらない父をばっさり除名した。

人種差別的発言を封印し、父と線を引く。
そのおかげか警戒感が薄れ、大統領選の決選投票進出につながった。
民主主義の原則を受け入れた「マイルド路線」も浸透に効果があったろう。

ニューズウイーク日本版

仏内務省の開票速報によると、2000万票時点ではルペン氏の得票率が24.38%、マクロン氏22.19%、フィヨン氏19.63%、極左候補のメランション氏18.09%だったが、大都市で作業が進むとマクロン氏が逆転。有権者数4700万人中ほぼすべての4600万票の開票が終了した時点で、マクロン氏23.82%、ルペン氏21.58%、フィヨン氏19.96%、メランション氏19.49%となっている。


イプソス/ソプラ・ステリアの出口調査によると、マクロン氏の得票率が23.7%、ルペン氏は21.7%。ハリス・インタラクティブの調査では、マクロン氏23%、ルペン氏22%。Ifopによると、マクロン氏23.8%、ルペン氏21.6%となっている。














パリでは、出口調査の結果が報道されると、マクロン氏の支持者らが歓声を上げ、国歌を歌うなどした。

マクロン氏は、「私はナショナリストの脅威に立ち向かう愛国主義者の大統領になりたい」と述べ、支持を呼びかけた。

ルペン氏は支持者らに「この選挙の最大の争点は、われわれの文明をリスクにさらしているグローバリゼーションの蔓延だ」と訴えた。

フィヨン氏は会見で、敗北の責任は自分にあると述べ、今後はマクロン氏を支持する方針を示した。

マクロン氏は、金融市場が歓迎する穏やかな規制緩和路線や、財政健全化を掲げる。対するルペン氏は、減税や社会保障の拡充、さらに欧州連合(EU)からの離脱を訴えている。

決選投票の結果がどうなっても、60年にわたり中道左派と中道右派の主流派が担ってきたフランスの政治を大きく変えることになる。

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