藤井聡太四段羽生善治3冠と対局、デビュー後の連勝街道を突っ走る14歳棋士

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かつては、声がかすれては恥だからと投了前に決まって湯呑に手を伸ばし、喉を潤した棋士もいる。
連勝の記録はいつか途切れる。
藤井4段がその時にどんな所作を見せているのか、興味が付きない。

将棋や囲碁のテレビ観戦で最後にどちらが勝ったのか、分からないことがある。
「負けました」と相手にはっきり伝えるのが本来、投了の決まりらしい。
「どうも・・・」とか何とか口ごもるのは悔しまぎれの無作法と察するが、いささか感心しない。

「負けました」と頭を下げることをいいかげんにする限り、上には行けない・・・。
14歳でプロ棋士となり、史上最年少の21歳で名人位に就いた谷川浩司九段の言葉と覚えている。
だが谷川さんにも、こんな語り草がある。

5歳で将棋を覚えたばかりの谷川少年は悔しがり方が半端ではなかった。
負けた腹いせに、よく駒をかんでは壁に投げつけたという。
そんな日々があればこそ、敵は盤の向こうの相手ではなく、おのれ自信だと気付くのだろう。

第一人者の羽生善治3冠も、負けてなお強しと思わせる。
デビュー後の連勝街道を突っ走る14歳棋士、藤井聡太四段と対局。
無念の金星配給にも、「負けました」ときちんと頭を下げた。

将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が非公式戦の対局で、羽生善治三冠(46)に勝った。インターネットテレビ局「AbemaTV(ティーヴィー)」による企画で、対局を収録した番組が23日夜に配信された。七冠独占を達成するなど、30年以上にわたって活躍を続ける第一人者を初対戦で破る、衝撃的な一局となった。

対局は2月にあり、持ち時間は各2時間。先手番を握った藤井四段の攻めが奏功し、押し切った。藤井四段は「終盤、勝ちを意識した局面で読み筋にない手を指され、動揺した。終盤における羽生三冠の怖さを実感した」。羽生三冠は「鋭い攻めの棋風という印象を持った。新人とは思えないくらいの落ち着きを持っている。どんな棋士になるか、とても楽しみ」と話した。

藤井四段は昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入りした。羽生三冠の15歳2カ月を上回る早さだ。昨年12月のデビュー以来公式戦13連勝中で、今年度中のタイトル戦出場を予感させる勢いだ。羽生三冠は1989年、竜王戦の挑戦者になり、19歳2カ月で初のタイトルを獲得している。

今回の企画は、藤井四段が若手や一流棋士7人と戦う非公式戦で、初の顔合わせとなる羽生三冠との対局が最終戦。若手の増田康宏四段(19)、斎藤慎太郎七段(24)、中村太地六段(28)に勝ち、元王位の深浦康市九段(45)、元名人の佐藤康光九段(47)も破った。2戦目で昨年の棋聖戦で挑戦者になった永瀬拓矢六段(24)には敗れたが、通算成績6勝1敗と卓越した実力を証明した。

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