「故郷を捨てるのは簡単です」ポロリと出た今村雅弘復興相のホンネ

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ふるさとの右左口郷(うばぐちむら)は、 骨壺(こつつぼ)のそこに揺られてわがかえる村(山崎方代)
昔、放浪の歌人は訳あって生きて帰郷できぬ諦めを歌った。
今、その納骨さえできぬふるさとも、福島原発周辺にはあると聞けば言葉もない。

新藤兼人監督は同郷の女優杉村春子さんに、弔辞でこう呼びかけたそうだ。
<あなたは広島に人/花崗岩土壌が太陽にはねかえり/大輪の向日葵が/天に向かって/顔をあげるのです>。
梯(かけはし)久美子さんの随筆「百年の手紙」に教わる。

端々に同郷ならではの含みがある。
「杉村発声」の魅力は苦労して抜いたはずの広島のアクセントにある、と監督は語っていた。
その人の血となり肉となって、捨てようにも捨てきれない。
それが「ふるさと」だろう。

だから「ふるさとを捨てるのは簡単です」と、きのう朝のテレビから聞こえる音声に耳を疑った。
NHKの日曜討論、福島原発の事故で避難した住民の帰還を巡る今村雅弘復興相の言である。

そうではなく戻って頑張る気持ちを・・・と続けるのだが、はて。
ふるさとに帰る、ふるさとを捨てる。
その選択はつらく、いずれにしても重大な決断を要することに違いない。
大臣が言うほど、簡単ではないはずである。

詳細:livedoorニュース引用

12日放送の「日曜討論」(NHK総合)で、今村雅弘復興大臣が、東日本大震災の自主避難者に対し、「故郷を捨てるのは簡単」だとコメントした。
番組では、「震災6年 “未来”をどう描く」 と題し、今村復興大臣と岩手、宮城、福島の3県の知事が、被災地のこれからについて意見を交わした。

終盤では、「自主避難者」をめぐる問題を取り上げた。番組によると、自主避難者とは、東日本大震災発生後、避難指示区域外から福島県内外に自らの判断で避難している人々を指し、現在でも約2万6000人に達するという。この自主避難者に対し、福島県は政府と協議した上で、借り上げ住宅の無償提供措置を今月末で打ち切ることを決定している。今後は、福島県独自の支援制度に移行し、民間賃貸住宅への家賃補助などを行い、被災者の生活再建を図っていくという。
こうした一連の流れについて、NHK解説委員の島田敏男氏が今村大臣に対して、福島県と政府が一体となって自主避難者の支援などを進めているのかと尋ねた。

すると、今村大臣は質問を肯定した上で、熟考しながら「故郷を捨てるっていうのは簡単ですよ」と発言したのだ。今村大臣は続けて、被災者には「そうじゃなくて(故郷に)戻って、とにかく頑張っていくんだ」っていう気持ちを持ってもらいたいし、そのための施策も進めていると改めて説明していく。
そして今村大臣は、「(被災者には)ぜひ故郷をもう一回取り戻してもらいたいなと、そういう気持ちをしっかり持ってもらいたい」「そのためには、おそらく全国の皆さんもしっかり応援していただくと思います」と主張したのだった。

昔の大臣の答弁を久々に思い出した「言語明瞭 意味不明」。

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