日本国憲法施行70周年記念式、安倍首相は2020年改憲に意欲示す

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世論調査では安倍政権下の改憲に過半数が「反対」と答えた。
70歳でも元気な憲法君は言う。
「私をどうするか、託しましたよ」。
改めるか否かを最後に決めるのは国民だ。
道は外さぬ、従心でありたい。

70歳は「従心」。
そう孔子は記した。
そこまで年齢を重ねれば、心の赴くままに振る舞っても、道理に外れることはしないという。
現実の高齢化社会に生きにくさはあるが、理想として胸に抱いていたい。

日本国憲法が施行70年を迎えた。
憲法の下、戦後を歩んできたこの国と国民も従心の境地に至っているはず。
国を取り巻く環境がどう動こうとも、礎である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義から外れはしないと。

だが70歳の「記念日」に、安倍晋三首相は改憲派会合にメッセージを寄せた。
「2020年を新しい憲法施行の年にしたい」。
衆参両院の憲法審査会の論議が思うように進まないため、突破口にする狙いがあるのかもしれない。

芸人松本ヒロさんのネタに「憲法くん」がある。
憲法になりきって大切さを説く。
北朝鮮情勢などの現実に合わないから改正する、という声に反論。
「理想と現実が違うなら、現実を変え、理想に近づけるものでしょ」。


首相官邸

平成29年4月26日、安倍総理は、憲政記念館で開催された日本国憲法施行70周年記念式典に出席しました。

総理は、記念植樹を行った後、記念式での祝辞で次のように述べました。

「本日ここに、日本国憲法施行70周年記念式が挙行されるに当たり、内閣総理大臣として一言お祝いの言葉を申し上げます。
終戦後間もなく日本国憲法が施行され、70年の歳月が流れました。この間、我が国はこの憲法の下で戦後の廃墟と窮乏の中から敢然と立ち上がり、先人たちのたゆまぬ努力により、平和で豊かな国をつくり上げ、世界の平和と繁栄にたゆまぬ貢献を重ねてまいりました。
私たちはこの歩みに静かな誇りを抱きながら、次の70年に向かおうとしています。改めて先人たちの御苦労に感謝を申し上げるとともに、国会が国権の最高機関として憲政の確立と発展に御尽力されてきたことに敬意を表したいと存じます。
この70年間で国内外の状況情勢は大きく変化しました。急速な少子高齢化と人口減少社会の到来、バブル崩壊後20年近く続いたデフレによる経済の停滞、冷戦の終焉と北朝鮮による核・ミサイル開発を始め我が国を取り巻く安全保障環境の悪化。今を生きる私たちも、先人に倣いこうした困難な課題に真正面から立ち向かい、未来への責任を果たさなければなりません。誰もが生きがいをもってその能力を存分に発揮できる社会、国民が安心して暮らせる豊かで平和な社会をつくり上げていく。節目の年に当たり、この決意を新たにしております。
憲法は国の未来、そして理想の姿を語るものです。今を生きる私たちには時代の節目にあって、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という日本国憲法の基本原則の普遍的価値を深く心に刻みながら、新しい時代の理想の姿を描いていくことが求められている。それが時代の要請なのではないかと思います。そうした精神が日本の未来を切り拓いていくことにつながっていくものと考えます。
本日の式典が、国民一人一人が日本国憲法の基本原則の普遍的価値、そして我が国の未来に思いを致す機会となることを期待するとともに、国会が国権の最高機関として憲政の更なる発展に尽くされることを切に願い、私の祝辞といたします。」

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