栃木のスキー場で雪崩事故、「ラッセル訓練」中の高校生ら8人の死亡が確認

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きのうは福島でも雪崩事故が起きる一方で、広島では桜の開花が宣言された。
長い列島には季節が混在し、<春に三日の晴れなし>ともいう。
気象情報に気を配り、心のアラームを働かせたい。

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強い風を感じた次の瞬間、視界が真っ白に。
先生の「伏せろ」という声が聞こえた・・・。
証言は生々しい。
きのう栃木県のスキー場付近で、登山講習中の高校生たちが雪崩に巻き込まれた。

「表層雪崩」が発生したようだ。
雪山の斜面に積もった新しい雪が滑り落ちる現象で、時速は100~200㌔に達する。
気付いてからでは逃げ切れない。
世界の峰々で登山家の命を奪う雪崩事故がなぜ、ファミリー向けのゲレンデ周辺でも起きた。

注意報が地方気象台から出されていた。
未明から一気に降り積もり、新雪をかき分けるラッセル訓練に不安を漏らす高校生もいたという。
主催する高体連は下山する決断ができなかったのだろうか。

惨事に見舞われた大田原高・山岳部のホームページに胸が痛む。
山登りの魅力をつづり、<しっかり計画を立て、準備をし、的確な判断の下、実行すれば「安全」に楽しめる>と記す。
誠実に、山と向き合っていた若者たちの姿が目に浮かんでくる。



朝日新聞デジタル 3/27(月) 21:17配信

27日午前8時30分ごろ、栃木県那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生し、登山の講習会に参加していた県立大田原高校の16~17歳の男子生徒7人と男性教員1人の計8人が搬送先の病院で死亡した。
雪深い山で雪をかき分けて進む「ラッセル訓練」の途中で雪崩に巻き込まれたという。県警は引率教員らの判断にミスがなかったかどうか、業務上過失致死傷容疑で捜査を始めた。

県警によると、死因はいずれも圧死だった。雪の重みで呼吸ができなくなったとみられるという。
県教育委員会によると、講習会は県高校体育連盟主催の春山安全登山講習会。積雪のある時期の登山の理解を深め、事故防止に役立てる目的で、25~27日の日程で大田原を含む県内7校の山岳部の1、2年生と教員計62人が参加していた。

記者会見した県教委の宇田貞夫教育長によると、27日は茶臼岳への往復登山を予定していたが、雪が激しく降る悪天候のため、午前6時に中止を決定した。その後、午前7時半になってゲレンデ周辺で、当初の予定にはなかったラッセル訓練をすることにした。
生徒40人と教員8人の計48人が午前8時から5班に分かれて訓練していたが、その途中に雪崩に巻き込まれた。大田原高校の班が先頭で進んでいたとみられる。

栃木県は27日午前10時に災害警戒本部を設置。陸上自衛隊に災害派遣を要請し、福島県やさいたま市の消防も救助活動に加わった。栃木県内の災害派遣医療チーム(DMAT)も出動し、県の消防防災ヘリやドクターヘリが緊急搬送にあたった。 県教委の宇田教育長によると、講習会は毎年この時期に開催し「これまで10年以上はこうした事故はなかった」と述べた。講習会を主催した県高体連の橋本健一会長は「春山は残雪が多く、非常に危険なため講習会は重要だ」と説明した。
県警によると、死亡した8人のほかに、訓練に参加した生徒と教員の計40人全員が負傷した。うち男子生徒2人が重症で、男子生徒4人と教員1人の計5人が骨折などのけがをした。

宇都宮地方気象台によると、スキー場のある那須町には、26日午前から27日にかけて雪崩注意報や大雪注意報が発令されていた。
8人が死亡した大田原高校は全国大会に連続出場する実力校。今回の講習会には男子生徒12人と教員2人が参加していたという。

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