相次ぐポテトチップス販売休止が話題、北海道産昨年の台風直撃でジャガイモ不足

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革命前のフランス王室も、実は普及に乗り出そうとしていたらしい。
王妃は広告塔として、髪飾りをジャガイモの白や薄紫の花で飾った。
折しも桜前線が列島を北上している。
追いかけるように、北の大地にも産地再生の花が咲く。

王妃マリー・アントワネットの言葉と伝わる。
「パンがないなら、お菓子を食べればいいじゃない」。
18世紀、フランス革命の一因となった食糧難。
あまりの世間知らずに民衆は呆れる。

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もう少し後ならば、言いようも変わっただろうか。
ジャガイモを食べればいいじゃないと。
「貧者のパン」と呼ばれる。
やせた土地でも育ち、栄養価も高い。
戦争や飢饉など歴史の折々で胃袋を満たすも、フランスで根付いたのは革命の前後だった。

暴動など起こるべきもないが、身の回りで小さな騒ぎにはなっている。
ポテトチップスの在庫薄のことだ。
棚から消えた店もある。
ジャガイモ産地の北海道を昨年の夏、台風が直撃した。

ポテチがないなら・・・。
その続きが思い浮かばない。
あの食感と味は病みつきになる。
ネット上では数倍の高値取引を見掛ける。
メーカーは各地で、原料調達に奔走しているとか。
日本人の欲を満たすのは、楽ではない。


日本経済新聞

カルビーと湖池屋は10日、北海道産のジャガイモを原料とした一部の商品の販売を休止することを明らかにした。昨夏の台風の被害を受けて北海道産ジャガイモの収穫量が減少し、原料調達が困難になったためだ。両社とも原料に使うジャガイモの7~8割を北海道産に頼っている。販売再開のめどは立っておらず、菓子販売の現場に混乱が広がりそうだ。

カルビーは「ポテトチップス うすしお味」や「ピザポテト」など33品目の販売を休止する。22日以降の出荷を取りやめる。このうち一部品目については販売を終了する。販売再開の時期については未定という。同社は「昨年の台風の影響で当初計画より収穫量が下回った」と理由を説明した。今後は、定番商品を中心に生産を続けるとしている。

湖池屋も「ポテトチップス リッチコンソメ」や「頑固あげポテト」など16品の販売を休止したり終了したりする。当面は主力商品「ポテトチップス のり塩」や「カラムーチョ」などを集中的に生産する計画だ。

同社は「九州産のジャガイモを調達して対応することも検討している」と話している。海外産ジャガイモには頼らず国産にこだわる方針だ。今回の販売休止による売り上げへの影響は明らかにしていない。

北海道産のジャガイモは2016年6月の日照不足と長雨で生育が遅れた。同年8月に相次いだ台風の接近・上陸も重なり生育が大幅に悪化。主産地の十勝地方では畑が浸水し、土の中で腐るなどの被害が発生した。北海道農政事務所によると、16年産の出荷量は152万6千トンと前の年に比べて1割減った。

北海道産は国内生産量の8割を占め、毎年9月から翌年の5月まで出回る。8月末から10月中旬にかけて収穫する。11月以降は倉庫で貯蔵したものを出荷している。今年は収穫量の落ち込みで例年なら5月まで残っている貯蔵品が4月中旬にはなくなる見通し。

4月から出荷が本格化する鹿児島県産も降雨の影響で収穫作業に遅れが出ている。「平年に比べて出荷量が1割減っている」(JA鹿児島県経済連)。端境期のため、ジャガイモの出回りが減少している。東京都中央卸売市場では、北海道産が大半を占める3月下旬の平均卸値が1キロ221円と、過去5年平均に比べて5割高い。

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