「学校史切り取り」全国の公立図書館で相次ぐ謎、誰が何のために

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3年前に「アンネの日記」が引き裂かれる出来事が相次いだ時、その「罪」の深さを心に問うてほしい・・・とコラムに記した。
ユーミンの歌に戻れば、卒業写真のどの人もきっと<やさしい目をしてる>。
君か君たちの良心に従い、今の行いを直ちにやめてほしいと願ってやまない。

<悲しいことがあると開く革の表紙>と口ずさむ。
めったに見ることはない。
でも誰しも粗末にはすまい。
卒業アルバムである。
歌はご存じ、松任谷由美さんの「卒業写真」だ。

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原爆で壊滅して廃校になったため、校史もない学校が広島にはある。
かろうじて被爆の前年の卒業写真が現存することが分かり、2年前報じた。
大切にしていた校長の孫は、祖父の思い出の品だが歴史資料であり公の機関に託したい・・・と語っていた。

そんな思いなど顧みない愚行が「校史切り取り」だろう。
少なくとも16県の公立図書館が被害に遭う。
主に集合写真を、館内で破ったりもしている。

「図書館の自由に関する宣言」は国民の「知る自由」を重んじ、その補償を図書館に求めている。
だが閲覧者が蔵書を損なうことなど想定していない。
この仕事に携わる人たちが困惑を隠さないのも無理からぬことだ。




















各地での被害を受け、館内の約450冊の学校史や記念誌を確認したところ、7日に被害を確認した。館内には約20台の防犯カメラもあるが、いつ切り取られたか分からず、人物の特定には至っていないという。

さらに、県立図書館が県内約40の公立図書館に被害の確認や注意喚起を促すメールを送ったところ、10日になって、すたま森の図書館でも被害が発覚した。約30年前に閉校した小学校の閉校記念誌(88年発行)で、生徒の集合写真が載っている部分が6分の1ほど破りとられていた。

県立図書館はいずれも意図的に破られたとみており、羽田孝行副館長は「特定の学校を狙ったものではないと思うが、切り取った意図が分からず、不安。県民の財産なので大切に使ってもらいたい」と話している。

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