日刊時事エッセー

点字ブロックの誕生秘話、正しい施設と使い方が課題

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見えていないのは、一体どちらだろう。
あの黄色のブロックが必要ない人は、視界に入っても見逃しているのではないか。
あらためて、目を凝らそう。
きょう、点字ブロックの日。

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春は引っ越しの季節でもある。
どんな住まいをえらぶかは人それぞれ。
日当たり、広さ、駅からの距離、家賃・・・。
ところが友人は、こちらが思いつかない条件を挙げた。
周りに点字ブロックがあるかどうか。
目がみえないからだ。

「あるとないとでは大違いで、1人で自由に行動するためには欠かせない」と。
そんな貴重なブロックが生まれたのは、50年前のきょう。
岡山市にある岡山盲学校近くの横断歩道の手前に、230枚が初めて敷かれた。

考案したのは地元の発明家、故三宅精一さん。
白いつえを持つ人が道路を渡るとき、そばを車が走り去るのを見掛けて、開発にのめり込んだという。
半世紀たち、世界150カ国まで広がったらしいが、発祥の日本でもまだ、ブロックのない歩道は少なくない。

せっかく敷いてあっても、ブロックの上に自転車が並んでいたり、車が置いてあったり。
つえを頼りに歩く人はぶつかると怖いし、他人の物を傷つけやしないか、ひやひやするそうだ。


3月18日は点字ブロックの日です。(日本記念日協会認定済み)
点字ブロック豆知識

○点字ブロックとは、視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設(ふせつ)されているブロック(プレート)です。
●三宅精一氏により発明されました。1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道2号(現:国道250号)原尾島交差点周辺(現:岡山市中区)に、世界で初めて敷設されました。
○交差点内に白線と道路面の色に合わせた白と黒の点字ブロックもあります。これをエスコートゾーンと呼んでいます。
点字ブロックには、方向を示す線ブロックと、注意を促す点ブロックがあります。
○視覚障害のある方は、点字ブロックを白杖(はくじょう)で触れたり、足で踏むことによって、点字ブロックの存在や種類の違いを感知しています。
●黄色いブロックが多いのは、コントラストがはっきりしていて、弱視の方が感知しやすいため、そして晴眼者にも点字ブロックであることを知らせるためです。

視覚障害者とは・・・

○視覚障害のある方は、見え方はみんなそれぞれ違っています。
光が感じられない方から、光は感じることはできるが物ははっきり見えない方まで、いろいろな方がおられます。
●見えにくい方の中には、ぼやけて細部がよくわからない、光がまぶしくて見えにくい、暗いところで見えにくい、視野の一部が欠けたり、見える範囲が狭い方などがおられます。
「困っておられるような・・・」そんなときは声をかけてください!
○例えば、交差点付近や駅のホームで立ち止まっていたり、点字ブロックのないところで迷っている素振りなど・・・
○手にした白杖を垂直に頭上約50センチ上げている・・・(全国的にこの「白杖シグナル運動」が少しずつ広まってきています)

声のかけ方は・・・

●「お困りですか?」「どちらへ行かれますか?」「ご案内しましょうか?」
※手助けしようとして、いきなり肩をたたいたり、手をつかんだり、身体に触れることはしないでください。必ず先に声かけを。手助けで大切なのは、お互いのコミュニケーションです。

視覚障害者が安全に歩ける環境を整えることにご協力ください
点字ブロックに 注意! ふさがないで・・・

○点字ブロックの上に荷物や自転車を置かれると、視覚障害者はつまづいたり、それらを倒したりします。物が壊れるかもしれません。視覚障害者自身も怪我をしたり、服が汚れたりするだけでなく、「トラウマ(心的外傷)」になって、外出が難しくなることもあります。
●点字ブロックは、私たち視覚障害者の頭の中にインプットされる大切な地図。点字ブロックの上に物を置かれると立ち往生してしまいます。

視覚障害のある方が安全に町を歩く

3つの方法
①手引きをする人と一緒に歩く
②歩行訓練を受けて一人で歩く
③訓練を受けて盲導犬を使って歩く
※道路交通法では、白杖(はくじょう)を携えて通行することが義務づけられています。白杖を持っている方は、視覚に何らかの障害のある方だと判断できますので、安全な歩行にご協力ください。

●白杖の3つの役割

①安全確保
②歩行に必要な情報の収集
③ドライバーや他の歩行者への注意喚起

手引きワンポイント

○手引きをする人は、視覚障害のある方の半歩前に立ち、ひじの上をつかんでもらいます。(身長差や視覚障害のある方の好みに応じて、肩やひじの下をつかんでもらってもかまいません。)
●常に2人分の幅を確保し、足元だけでなく、顔や頭、腕など体全体に障害物が当たらないように注意しましょう。歩く早さは、視覚障害のある方に合わせるようにしましょう。

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